2020.03.30
現在、新型コロナウィルス感染症対策により日本からベトナムへの渡航が実質的に禁止されている状態です。飛行機のキャンセルも相次いでいる今ですが、こんな中旅行を予定していた方も多いのではないでしょうか。
旅行会社を通して予約した方に聞いた話ではキャンセルすると一部しか返金されなかったという方もいるようです。きちんと調べてから対応すれば、キャンセルしても損することは免れる可能性もあるかもしれません。しっかり調べた上で旅行会社と協議しましょう。(旅行会社の場合は、航空会社以外の規約が設けられていることもあるので注意が必要です)
現在のベトナムハノイの状況
私が雇われている会社はハノイにあるので、ハノイの情報に関しては入ってきます。
北と南で入管のシステムすら違うベトナムですので、ハノイのことに特化して書いていきます。
ハノイに行くことができるのか。
現状、ビザの発給を停止している上にビザなし滞在の撤廃がされております。
ハノイに隔離措置で取り残されている人たちが今後どのように対応されるかは決まっていないようですが、新たに入国することは難しいでしょう。
実質、入国禁止状態です。
観光施設は営業してる?
現在、不要不急のサービス以外は営業が禁止されています。
日本人旅行者の利用が多いカラオケやカジノに関してはもっと前に禁止されました。
不要不急のサービス禁止が発表されるまでにも自主的に営業を停止しているお店も多かったようです。
観光に行けるような状況ではありません。
学校はどうなの?
3月28日0時から不要不急の商売、サービス及び20名以上での集会や活動を禁止すると発表されました。そのことを受けて学校なども一時休校となっています。
ただ、高等学校などではオンライン授業を実施しているところもあるようです。
2週間と期間を設けての措置となっておりますが、今後の状況次第で変わってくる可能性があります。
技能実習生の送り出し機関はどうなっているのか。
技能実習生の送り出し機関も日本語センターを休校しなくてはならないため、日本語の学習はストップしているところが多いでしょう。
送り出し機関によってはオンライン授業を始めたところもあるようです。
今、一番困っているのは入国予定だった実習生たちが日本へ行けなくなってしまったことでしょう。
これから、実習生を受け入れる方々は今取引している送り出し機関が本当にちゃんとした送り出し機関なのか見極めるのにはいいタイミングかもしれません。
日本語の教育なんてどうでもいいと思っているところはこのタイミングでオンライン授業なんてやらないでしょうし、今後の対応なんて考えていないでしょう。
最後に
今、海外旅行に行くのはおすすめしません。
日本は「感染まん延国」です。
気持ちよく旅行をするためにも今は出かけずに情報収集をして計画する期間にしましょう!どこでいつ飛行機が飛ばなくなるかも予想ができません。
何より日本に帰って来られなくなる可能性も高いです。
問題が起こった時に自分自身で解決する自信がない方は行くべきではないと思います。