まだまだ海外旅行に行けない日が続きそうな予感ですが、近隣国との間では出入国に関する要件が日々更新されています。
今回、ベトナムへの入国情報が新たに発表されたので情報をまとめておこうと思います。
【コロナ】ベトナム入国情報更新!入国後の隔離日数とその費用について
前回、こちらの記事でダナンのことを取り上げました。
ハノイのことには触れていなかったのですが、少し書いておきます。
ハノイ市の状況
9月18日に外務省HPにて発表された情報によるとハノイ市では、9月16日からバーやカラオケ、ディスコなどの営業が条件付きで認められています。
ホアンキエム湖周辺の歩行者天国も再開され、少しずつ元の姿に戻りつつあります。
公共の場で大勢で集まる会合やフェスティバルなどの行事に関しては引き続き制限されているようなのでイベントごとはしばらく見られないようですね。
ベトナム行きの飛行機再開
海外からベトナムへ向かう飛行機の運行が開始されました。
今までは臨時便ばかりでしたが、定期便が一部再開することになりました。
残念ながら日本発の便ではなく、韓国ソウル発ハノイ行きです。
搭乗対象
再開された便に搭乗できる人は未だ限定されています。
- ベトナム人
- 外国人専門家(とその家族)
- 投資家(とその家族)
- 企業経営者(とその家族)
- 高技能労働者(とその家族)
- 外国人留学生
- ベトナム人の家族である外国人
- 外交、公用旅券を所持する外国人とその家族
入国及び搭乗要件
この便に搭乗するには、以下の条件を満たさなければなりません。
今回、指定医療機関と記載しましたが発表に書かれているのは「権限を有する保健機関(医療機関)」です。検査に関してもルールがあるので、渡航を予定されている方はよく確認してから手続きを行いましょう。
更に、チケット購入に関しても決まりがあります。
- 連絡先電話番号の提供
- 隔離施設の住所の提供
- 隔離施設の電話番号の提供
- ノイバイ国際空港にて出迎える人の電話番号の提供
この便の航空券は、チケットオフィスまたは代理店のみでの取り扱いとなっています。
入国時の要件としてホーチミン市保健局から発表されている内容は以下のものです。
- 外国人専門家らの所属企業が、同市労働傷病兵社会局に招聘状を提出。
自社で予定している隔離計画を提出。 - 滞在ホテルは、市が有料隔離施設として指定するホテルリストから選択する。
- 市の労働傷病兵社会局は同市人民委員会に外国人専門家らのリストを提出する。
- 同市人民委員会は、リストを承認し入国管理局に入国を許可するよう要請する。
- 入国許可後、関連機関は国際医療検疫センター、同市疾病管制センター、隔離場所となるホテルがある区・郡に報告し、入国者の隔離・監視に協力を求める。
入国後の対応
この便に合わせて発表された内容によると、
入国した人は、入国直後に検問所で電子健康申告と新型コロナウイルス感染者追跡アプリをインストールしなければなりません。
そして、RT-PCR法もしくはRT-LAMP法による新型コロナウイルス検査(1回目)を受けることになります。
万が一、この1回目の検査で陽性判定が出た場合、医療施設で隔離措置の下、治療を受けることになるようです。
陽性判定や検査結果がはっきりしなかった場合、検問所で検査を受けなかった場合には保健省が3月20日付けで決定した「第1246号/QD-BYT」に基づいて登録した集中隔離施設に移送されることになります。
検問所で行われた検査で結果がはっきりしなかった方や検問所で検査を受けなかった人は、集中隔離施設に到着した直後に1回目の検査を受けることになります。
そして、海外から入国した人全員が入国日から6日目に2回目の検査を受ける必要があります。2回目の検査で陰性判定が出た人に関しては、集中隔離施設での隔離が修了となります。
ですが、入国日から14日経過するまでは自宅や滞在先などで自主的に隔離を継続することになります。
ちなみに入国者全員が受けなければならない2回目以降のPCR検査費用については、自己負担になるようです。
検査費用は、1回73万4000VNDだそうです。
クイックテストは、1回23万8000VNDということですが基本的には高い方の検査を受けさせられるんでしょうね。
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ベトナム入国後の隔離期間
ベトナム入国後の隔離期間は、日本と同じで14日間となっていました。
今回、「集中隔離施設での隔離期間、14日間から6日間に短縮」と保健省のガイダンスが出ていました。
この内容は、よく見ないと勘違いしてしまいがちなんですが・・・
集中隔離施設での隔離が6日間に短縮されましたが、自宅や滞在先で自主隔離は14日間続きます。
集中隔離施設とは
集中隔離施設とは一体どんな施設なんでしょうか。
観光目的での入国者がいないので、ほとんどの外国人入国者はこの施設を利用しないと想像しています。
集中隔離施設がどんなところなのかはあまり情報が出てきませんが、以前と変わりないのであれば軍事施設などを活用した臨時の場所や病院のような施設だと思われます。
正直、環境がいいとは言えないので自身でホテル滞在を選択した方がいいでしょう。
集中隔離施設での自費負担額
今までは集中隔離施設での滞在費用は無料でした。
外国人の入国を認めていくにあたり、集中隔離施設での滞在費用の負担額が公表されました。
その気になる費用は、1日あたり12万VNDとかなり安い滞在費です。
ホテルやリゾート施設で隔離措置を受ける場合は、施設ごとに滞在費が異なります。
この費用については、あくまでも外国人向けであるためベトナム国民に関しては引き続き無料での滞在を認めるそうです。
ちなみに隔離負担金について発表されたのは、9月中旬以降ですが9月1日以降に入国した外国人に適応されるようです。
大した額ではありませんが、事前に言っておいてほしいものですね。
まとめ
日本でも外国人の入国緩和に関するニュースが出てくるようになってきました。
観光客は、まだまだ入国できそうにありませんが留学生や技術者、技能実習生などのビザを持つ外国人が少しずつ日本へやってきます。
入国する際の要件を満たすことが難しいとも思われる技能実習生や留学生に関しては、受け入れる側次第といったところでしょうか。
早く海外旅行へ行ける日が来るといいのですが、まだまだ先になりそうですね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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